無添加石鹸と洗剤を徹底比較

合成界面活性剤とは

合成界面活性剤とは界面活性剤の中でも、化学的に合成された界面活性剤を指します。石鹸も界面活性剤ではありますが、合成界面活性剤とは区別されています。その他天然の界面活性剤も存在しますが、一般的に販売されている洗浄剤は主に石鹸か合成界面活性剤(合成洗剤)に分けられます。

合成界面活性剤、いわゆる洗剤(合成洗剤)の特徴としては洗浄力が強く、1900年代半ばでは家庭でも多く利用されましたが、当時の合成洗剤は、環境への負荷が高い(自然で分解されにくい)事で問題となり、徐々に改善され今のように進化してきました。

しかし近年はさらに、人体への影響を懸念する人が増えてきています。と言うのも合成洗剤は、洗浄力が強いのは良いのですが、肌が荒れてしまったり、俗に経皮毒といわれる皮膚から洗剤の有害成分が浸透する懸念などがあります。経皮毒に関しては諸説あり、石鹸と合成洗剤を比較すると確かに合成洗剤の方が、皮膚への浸透性が高く、少量でも界面活性力を失わないため、皮膚バリアを壊してしまうなどの懸念はありますが、だからと言って即有害と言うわけでもなく、こちらは未だ研究が必要な分野となります。

そのため、現在では石鹸、特に無添加石鹸が注目を浴びています。石鹸は洗剤と違い、水に溶けるとすぐに界面活性力が無くなるため、皮脂を溶かして内部に浸透し続ける事はありませんし、無添加であれば、有害成分や安全性が確認できていない成分も含まれていません。また環境に対する負荷も洗剤と比較すると軽い(自然で分解されやすい)ため、エコの観点からも利用者が増えています。無理に完全無添加石鹸を利用する事はありませんが、賢い消費者として可能な限り身体に良いものを利用するのが良いでしょう。「○○成分配合」などの宣伝文句には踊らされない事です。